恐怖症 克服

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注射恐怖症の克服

注射の針を刺されると恐怖を感じるとか、注射によって薬剤が体内に流れ込むのが怖いなど、いずれにしても注射に対して恐怖を感じる人は注射恐怖症と言えるでしょう。症状が進むと、例えば注射を打つ前に消毒するという行為を見るだけで、恐怖症の症状が表れたりします。また大抵の場合、注射恐怖症になると先端恐怖症も発症しているということが、一般的によく言われます。

 

この注射恐怖症を克服するための第一歩としては、注射に対して恐怖感があるのは自分が悪いのではなく恐怖症だからなのだ、ということをまず受け入れて自覚することが大事です。その上で、注射に恐怖を感じるようになった理由が考えられるのであれば、その問題を解決してみることも克服へのカギかもしれません。さらに今まで怖くて逃げていた注射を避けるのではなく、慣れていこうとする努力も大切です。

 

注射に慣れるために練習するといっても、日常的になかなか出来ることではありません。しかし、万一何かの病気にかかり治療のために注射を避ける事が出来ないとなった場合、この注射恐怖症が理由で病気が治せずに社会復帰も出来ない、などという事態にもなりかねません。自分の症状が深刻で放っておけないと思われる場合は、薬物療法や心理療法もありますので、ぜひ一度専門家に相談してみてください。

 


先端恐怖症についての概要と克服法

先端恐怖症についての概要と克服法について考えてみましょう。

 

人の指やペン、またお箸など、とにかく先の部分がピンと尖っている物を見ただけで、怖がったり、胸がドキドキしたりという身体的な症状が起こる場合は先端恐怖症と言えます。またこの恐怖症になるとその心因的な理由から、先の尖った部分を見るという動作を持続出来なくなってしまいます。

 

この恐怖症になると、先の尖ったものによって誰かを傷つけてしまうかもしれないという妄想に襲われたり、またほとんどの場合は、先の尖ったものを見るだけで自分がそれによって何らかの被害を被るのではないか、というような不安や恐怖を感じるケースが多いようです。

 

具体的には、頭が痛くなる、ふらふらする、鼓動が激しくなる、胃がムカムカするなどのように、肉体的な症状となって表れたり、または精神的な症状として表れたりする場合もあり人によっても様々です。

 

日常生活の中でこのような症状が出てくると、例えば道で友人に会って自分を見つけて指を指している、そのような状況だけでも恐怖感を感じるということになります。こうなると人間関係においても困った状態になりますよね。また車のワイパーの尖った部分を見るのが怖いとなれば、雨の日には車の運転も出来ないということになります。以上のように普段の生活の中でも困る事がいくつか生じてきます。

 

誰にでも出来る克服方法がありますのでご紹介しましょう。

まずメガネやサングラスをかけることによって、症状が出るのを前もって抑えるという予防的な効き目があるようです。もう一つは、先端恐怖症に効果的なツボとして、症状が出るかもしれないと思った時に眉間の部分を手で押さえてみてください。恐怖症の症状を緩和する効果があるそうです。いずれも人によって効き目には違いがありますが、簡単な方法ですので一度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 


水に対して恐怖を感じる

水に対して恐怖を感じる、例えばプールや海に入る事ができない、またシャワーを浴びるのも怖いという症状の人は水恐怖症と言えるでしょう。ただし、この恐怖症の人は水がダメということであって温かいお湯は大丈夫ですので、入浴に関しては問題ないという人が案外多いです。

 

それではどうして水恐怖症になるのでしょうか?この恐怖症の人の中には「水に近づくと理由もなく吸い込まれそうになり、反射的に遠ざかってしまう」というように、自分でも恐怖症の理由が見当たらない場合もあります。ただしほとんどのケースは、幼少の時期に海やプールなどで怖い経験をしたことが潜在意識に残り、水に対する恐怖症となって表れる場合が多いみたいです。

 

それではどうやって水恐怖症を克服すればいいでしょうか?そのためにはともかく、自分が苦手な水に慣れていくしかありません。怖いからといって水から逃げてばかりでは、いつまでも克服することは出来ないでしょう。ただし、結果に焦ってしまい急激に無理をするとかえって症状がひどくなりますので、この点はご注意ください。

 

どのような症状でも恐怖症というのは、とにかく無理をせずにちょっとずつ段階を経て改善していくことが大事です。また自分だけでは手におえないという状態でしたら、専門的な治療も受けられますので怖がらずに病院へ行ってご相談ください。

 

 

 

 


恐怖症を治す為に

恐怖症という病気は肉体面に現れる病気と比べると治療が難しいと言われます。その理由として考えられるのは、一般的に過去の被害的な体験や自分の潜在意識にある不安などが要因となって恐怖症を引き起こすことが多く、それを特定することは肉体的な病気の原因を突き止めるよりも大変だからです。このように原因の特定は困難なことかもしれませんが、それを探ってみることが恐怖症克服へのカギとなることは言うまでもありません。

 

また恐怖症になっている時というのは、何かに対して常に不安や恐怖を感じていて、悪いマイナスイメージの物事で自分の頭がいつも飽和状態と言えます。それがどんどんエスカレートすると、それ以外の事は全く頭に入ってこないという最悪の情況になってしまいます。このようにいつも恐怖症の事しか考えられないという状態になると、そのうち自分のエネルギーも使い果たしてしまうことになるでしょう。なぜなら人間というのは、「しんどい」「悲しい」「腹が立つ」「心配だ」など、特にマイナス要素の物事に対して反応したり考えたりする時に、実は一回ずつ相当なエネルギーを消耗しているからなのです。

 

それでは恐怖症を克服するためにどうすればいいのでしょうか?例えば、自分の好きな事や趣味などについて考えていると、恐怖症の事はその瞬間忘れていますよね。幸せな気分になって当然エネルギーを消耗することもありません。要するに「恐怖症以外の事を考えること」「恐怖症にエネルギーを奪われないこと」がポイントです。その事を繰り返すうちにだんだんと、改善の可能性も見えてくるでしょう。

 

 

 

 


暗い場所や狭い場所に恐怖感

暗い場所や狭い場所に恐怖感を感じるとか、人前が嫌いとか、ある特定の人物が怖いなど、人間なら誰しも何かしら嫌悪や恐怖を感じる対象のものがあると思います。つきつめてみれば、これらのほとんどが恐怖症の症状とも言えます。

 

これらの状態が進んでいくと、なんとなく不安を感じるという程度ではおさまらず、恐怖感がどんどん大きくなり、日常生活にも支障をきたす状況に陥ります。そうなってきた頃に大抵の人は病院に行くことを決断し、医師からは○○恐怖症と診断されます。

 

それではどうしてこれらの恐怖症になってしまうのでしょうか?理由として考えられるのは一つには、他の人から被った何らかの被害的な体験がきっかけとなることがあります。またそれとは逆に、自分自身で原因となることを起こしてしまったという場合もあるでしょう。いずれにせよ理由も多岐にわたるため、出てくる症状にもそれぞれ違いがあります。

 

また人によって恐怖の感じ方も千差万別といえるでしょう。それに相当するだけの種類の恐怖症が存在すると言っても過言ではありません。例えば対人恐怖症をはじめ、暗所・閉所・高所恐怖症など非常に様々です。

 

以上のように恐怖症の種類が多い分、克服する方法も多岐にわたるということになります。

また肉体的な範疇の症状として表れる病気に比べると、恐怖症というのは病気の原因を特定して完治するということが、なかなか難しいかもしれません。なぜなら恐怖症というのはそもそも、過去の被害的な経験が要因となり現在の恐怖症を引き起こすというように、心因性で発症することが一般的に多いと考えられています。だとすれば、この原因をつきとめてそれを解決していくことも、恐怖症克服へのカギとなるかもしれません。

 

 

 


動物恐怖症

私たちはもしかしたら自分が気付かないうちに、なんらかの恐怖症になってしまっているということがあり得るほど、世間には非常にたくさんの恐怖症があります。下記にいくつか紹介してみましたので、恐怖症克服のためにも、まずは色々な恐怖症を知ることから始めてみてください。

 

【動物恐怖症】

例えば小さい時に犬に襲われたりしてとても怖い経験があったとしたら、大人になっても犬を見るだけで嫌悪感や恐怖感があって犬から遠ざかったりという状態になりますね。原因となる動物は犬とは限りません。猫や蛇、牛など…自分が怖い目にあわされた動物が恐怖の対象となります。すなわち動物恐怖感とは、ある特定の動物を見たり触れたりするだけで怖いと思ってしまうという恐怖症のことです。

 

【植物恐怖症】

こちらの恐怖症は、例えば過去にバラやサボテンのとげが刺さって凄く痛い思いをしたということがあると、その後ずっとバラやサボテンに触れることができないというように、ある特定の植物に対して恐怖感がわいてしまうという症状です。またその他でめずらしいものとしては、蕾や種が服に引っ付きやすいセンダングサという植物があり、これを見たり触ったりするだけで恐怖感がわくという人もいます。

 

以上のように、動物や植物まで恐怖症の原因になり得るのかと驚かれたかもしれませんが、

身に覚えのある人はもしかしたら恐怖症になっているかもしれませんので、そういうことも知っておいてください。

 

 

 


乗物恐怖症の克服

乗り物に乗ったりすると胸がドキドキしたり、ふらついて座り込んだりしてしまうかもしれないという不安から、車やバス・電車にも乗るのが怖くて拒絶してしまうというような症状は、乗物恐怖症と言えます。

 

以上のように、乗物が怖いから乗れないという恐怖症になってしまった理由について考えてみましょう。例えばある人が乗物に乗った時に、急に胸が苦しくなってふらついて倒れそうになりました。その症状が長い時間おさまらなかったりすると「もしかしたら自分は死んでしまうかもしれない」という恐怖感がわいてきたりします。そういった過去の怖い経験がトラウマとなる場合が多いです。

 

それではどうすればこの恐怖症を乗り越えられるのでしょうか?乗物が怖くて避けてしまうのは自分が悪いのではなくて乗物恐怖症という病気だからなのだ、ということをまず理解し納得することが大事でしょう。その上で、そもそもどうして乗物への恐怖感を持ったのかがわかるようであれば、その理由を探ることも大切です。さらに可能であればその問題を解決に向かわせる方法も考えてみましょう。

 

ここまでたどりついたなら、次は今まで避けていた乗物に乗れるようにちょっとずつ試してみましょう。ただし大切な点は、早く治したいからと焦って無理をするのではなく、ゆっくり時間をかけて挑戦していくことが克服への道です。例えば、今日はバス停の一駅分だけ乗ったら次回は二駅分挑戦してみるとか、電車も初めはまず一駅分だけ挑戦してみるなど、乗物に乗る時間や距離を徐々に伸ばしていくことによって、少しずつ改善されていくと思いますので試してみてください。

 

 

 

 


自己臭恐怖症の克服

自分の体臭が人よりきついと気にしたり、そのことで人に不快感を与えているのではないかとか、自分が嫌われる原因になっているかもしれない、と思ってしまうことを「自己臭恐怖症」といいます。

 

この恐怖症になってしまうと、外に出かけたり仕事中や学校の中などで、自分の体臭が異常に気になり落ち着きがなくなって、それが原因で人間関係にも支障が出てきます。実際にその人の体臭がきついのかというと、案外そうでもなくて普通くらいの人がほとんどなのです。

 

自己臭恐怖症になりやすい年代としては、どちらかといえば思春期くらいの若年層の人が多いようです。また性別でみると、男女問わずこの恐怖症になる可能性はあるみたいです。

 

またこの恐怖症になったとしても、体臭の感じ方は人によってバラバラで、そんなに自分の臭いをきついとは思わない人がいるかと思えば、自分の臭いが相当きついと思い込んでいる重症の人もいます。

 

さらに思い込みが激しくなると「妄想性障害」というような症状まで引き起こしてしまいます。それは例えば「自分がみんなから嫌われるのは、自分の体臭がきついからだ」というような被害妄想を感じるようになります。

 

これくらいまで症状が悪化してきた場合は、薬の服用によって妄想を緩和することもできますので、精神科医に診察してもらった方が良いでしょう。

 

またどうして自分の体臭が気になるようになったのかという、理由が考えられるようならそれを探ることも、自己臭恐怖症克服へのカギになるかもしれません。とにかく治す事に焦らずに時間をかけて治療を進める事が大切です。また自分一人では手におえないようなら、病院などで専門家に相談することがより効果的だと思います。

 

 


視線恐怖症の克服

視線恐怖症という恐怖症は、他の人の視線が異常に気になったり、恐怖感があるという状態のことです。また全く反対に、自分が他の人に不快感を与えていないだろうか、といつも心配してしまうような症状も、この視線恐怖症に含まれます。この恐怖症になると具体的には、まわりの人たちが自分の噂話や陰口を言っているという錯覚に陥ったり、いつも誰かに見張られているような気がして安心できない、というような症状が出たりします。

 

また症状が進むにつれて、会話をする時に相手の目を見ることができなかったり、身体的な症状としては、克服しようとする焦りから身体が硬直したり、嘔吐や頭痛に襲われることもあります。

 

そもそもこの視線恐怖症は「対人恐怖症」の分類の中に含まれるもので、その名称の通り対人間との関わりの中で起こってくる恐怖症です。特にこの視線恐怖症に悩む人の数は、かなり多いのではないかと言われています。

 

さらに症状が悪化すると、人の視線を気にしすぎるために職場や学校などでも集中できなくなったりします。またそのことが引き金となって、他の人との関わりの中で様々な支障が生じることもあるでしょう。

 

この恐怖症になってしまって、もう自分一人では限界があると感じた時は、思い切って病院で診察してもらいましょう。薬の服用や心理療法など専門的な治療法が、視線恐怖症には好ましいと思われますので参考にしてください。

 

 

 


ペドフォビア

「ペドフォビア」とも呼ばれる「子供恐怖症」という恐怖症があります。

例えば日常の中で、なるべく子供と関わらなくても済むようにしたり、また子供を連想するものを徹底して排除するというような状態が、子供恐怖症の症状です。

 

たいていの場合、過去にさかのぼってみると、子供に関わる嫌な体験が潜在意識に残っているために、この恐怖症を引き起こすと考えられています。ただ子供を嫌がるだけなら問題ないのですが、例えば結婚したとしても子供がほしいという願望が全くわかなかったり、また子供を授かったとしても愛情が注げずにいじめてしまうなど、家族をもつ立場になった時にはかなり問題が生じてきます。

 

この恐怖症を克服するためにも、まずは苦手だからと遠ざけてきた子供に、少しずつ慣れていくことから挑戦しましょう。また、自分は子供が嫌いだからどうしようもないと決めつけるのではなく、病気によって症状が引き起こされることを理解することも大切です。

 

以上のような方法は「暴露療法」と呼ばれますが、気をつけるべき点は、子供に早く慣れるようにまわりが強要したり、本人自身も焦って無理をするということが無いようにしなければなりません。ゆっくりと時間をかけて挑戦することが、一見遠回りなようで実は克服への近道といえるでしょう。焦って無理な事をすると逆に症状が悪化したり、ちょっと慣れ始めてきた子供の側にも、恐怖感を与えたりする場合があるのでご注意ください。

 

また恐怖症の程度によっては、薬の服用やその他の専門的な治療もありますので、精神科や心療内科などで医師にも相談しながら、無理のない自分に合った治療法を見つけていきましょう。

 

 


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