多汗恐怖症
多汗恐怖症という恐怖症にかかると、まず周囲の人たちの自分に対する印象や視線が異常に気になり、自分が周りから嫌われていないかとか邪推してしまい、その事に対する不安や心配から緊張状態となって汗が出てくる、という症状になります。特に最近では神経衰弱になるような事がちまたに蔓延(はびこ)り、毎日ストレスが積み重なる事が多く、多汗症の人も増えているようです。またこの多汗症と同じように、精神的なストレスから起こる恐怖症として自己臭恐怖症というのがあります。
このように精神的なストレスが原因で多汗恐怖症になる場合が多いため、普段の生活の中でなるべく緊張した状態を避けることによって、少しでも症状を軽くすることは可能でしょう。その他の治療法としては、手術を受けるというような方法もあるようですが、いずれにしても、完全に症状が出なくなるというところまでは、今の段階ではなかなか大変みたいです。
それでは先ほどの治療法の中で、自力で出来る方法について考えてみましょう。ストレスをためないためには緊張状態を緩和すればいいのですが、誰でもすぐできる方法で「腹式呼吸」があります。ヨガなどで深くゆっくり呼吸をして精神統一してるのを、テレビで見かけたりしますよね。原理はあれと同じようなもので、呼吸をするという行動は私たち人間の精神状態に、非常に大きな影響を及ぼすのです。
試しに、まず鼻からちょっとずつ息を吸い込み、次に口からちょっとずつ息を吐き出してみてください。これを繰り返すだけでもかなり緊張が解けると思いますよ。
また、何かが起こって混乱したり、頭が煮詰まったような時に、大きな声を出して思いっきり吼えてみてください。問題は何も解決していないのにもかかわらず、瞬間ちょっとスッキリしませんか?そういう単純な発散の仕方からでもいいので、ぜひ試してみてください。