ペドフォビア
「ペドフォビア」とも呼ばれる「子供恐怖症」という恐怖症があります。
例えば日常の中で、なるべく子供と関わらなくても済むようにしたり、また子供を連想するものを徹底して排除するというような状態が、子供恐怖症の症状です。
たいていの場合、過去にさかのぼってみると、子供に関わる嫌な体験が潜在意識に残っているために、この恐怖症を引き起こすと考えられています。ただ子供を嫌がるだけなら問題ないのですが、例えば結婚したとしても子供がほしいという願望が全くわかなかったり、また子供を授かったとしても愛情が注げずにいじめてしまうなど、家族をもつ立場になった時にはかなり問題が生じてきます。
この恐怖症を克服するためにも、まずは苦手だからと遠ざけてきた子供に、少しずつ慣れていくことから挑戦しましょう。また、自分は子供が嫌いだからどうしようもないと決めつけるのではなく、病気によって症状が引き起こされることを理解することも大切です。
以上のような方法は「暴露療法」と呼ばれますが、気をつけるべき点は、子供に早く慣れるようにまわりが強要したり、本人自身も焦って無理をするということが無いようにしなければなりません。ゆっくりと時間をかけて挑戦することが、一見遠回りなようで実は克服への近道といえるでしょう。焦って無理な事をすると逆に症状が悪化したり、ちょっと慣れ始めてきた子供の側にも、恐怖感を与えたりする場合があるのでご注意ください。
また恐怖症の程度によっては、薬の服用やその他の専門的な治療もありますので、精神科や心療内科などで医師にも相談しながら、無理のない自分に合った治療法を見つけていきましょう。