自己臭恐怖症の克服
自分の体臭が人よりきついと気にしたり、そのことで人に不快感を与えているのではないかとか、自分が嫌われる原因になっているかもしれない、と思ってしまうことを「自己臭恐怖症」といいます。
この恐怖症になってしまうと、外に出かけたり仕事中や学校の中などで、自分の体臭が異常に気になり落ち着きがなくなって、それが原因で人間関係にも支障が出てきます。実際にその人の体臭がきついのかというと、案外そうでもなくて普通くらいの人がほとんどなのです。
自己臭恐怖症になりやすい年代としては、どちらかといえば思春期くらいの若年層の人が多いようです。また性別でみると、男女問わずこの恐怖症になる可能性はあるみたいです。
またこの恐怖症になったとしても、体臭の感じ方は人によってバラバラで、そんなに自分の臭いをきついとは思わない人がいるかと思えば、自分の臭いが相当きついと思い込んでいる重症の人もいます。
さらに思い込みが激しくなると「妄想性障害」というような症状まで引き起こしてしまいます。それは例えば「自分がみんなから嫌われるのは、自分の体臭がきついからだ」というような被害妄想を感じるようになります。
これくらいまで症状が悪化してきた場合は、薬の服用によって妄想を緩和することもできますので、精神科医に診察してもらった方が良いでしょう。
またどうして自分の体臭が気になるようになったのかという、理由が考えられるようならそれを探ることも、自己臭恐怖症克服へのカギになるかもしれません。とにかく治す事に焦らずに時間をかけて治療を進める事が大切です。また自分一人では手におえないようなら、病院などで専門家に相談することがより効果的だと思います。