高所恐怖症
恐怖症の中でも、高い場所に上がるのが苦手とか怖いというもので「高所恐怖症」があります。この名前は他のものに比べると一般的に耳慣れている恐怖症かもしれません。高い所に行き「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせていくら克服しようとしてもそれが逆効果となり、かえって恐怖心がわき身体が硬直して足が一歩も踏み出せないという状況になります。それは、高い場所は苦手・怖いという潜在意識がもともとあるために、高い所に行くとその怖いとか不安な気持ちを反射的に押さえ込もうとするものが働いて、その無理をしている反動が恐怖心となって現れるのではないでしょうか?
高所恐怖症を乗り越えるために、あなたはどんな方法が思い浮かぶでしょうか?いきなりきつい試練は逆効果なので、例えば自分の好きな「音楽」などを聴いて恐怖心を紛らわせながら、ちょっとずつ高所に自分を慣らせていくとか…実はこういったゆるやかな方法は根本的な克服には繋がらないのです。一見矛盾しているような考え方ですが、自分にとって怖い対象のものはそれから逃げずに、むしろ恐怖と向き合いながら実際にその怖い体験をすることによって乗り越えられるということです。またその際に大事なことは、恐怖心以外の冷静な自分をちょっとだけ残しておいて、高所での恐怖と戦うことが重要です。それは完全に恐怖心だけで自分が固まってしまうと今度はそこから抜け出せなくなるからです。上記のことを繰り返し実践することで、ひどい状態の恐怖症から少しずつ克服へと向かっていくようになります。
また挑戦する高さもちょっとずつ上に上げていくなど無理をしないことが大切でしょう。初めからとても高いビルの上や山頂などで挑戦するのは逆効果になる場合もありますのでご注意ください。