性同一性障害
自分が生まれ持った身体の性と心の性が一致しないこと(性同一性障害)はトランスセクシュアル・トランスジェンダーとも呼ばれますが、このことに対する恐怖症を「トランスフォビア」といいます。例えば、自分は男性の身体をしているのに心は女性なので、女性らしい外見にこだわり、言動も女らしい表現になる。また逆に、女性の身体をしているのに心は男性なので、外見も男性的になり職業などもトラック運転手や肉体労働など、一般的に男性がつきそうな仕事を選ぶなど。トランスフォビアになると自分のそういう状況が嫌で恐怖心までもってしまいます。
この恐怖症はなかなか克服するのが大変かもしれません。なぜならトランスフォビアになる理由が様々で、過去の被害的な体験が潜在的にある場合とそうでない場合と、本当に特定するのが難しいからです。基本的には、その人自身の根底にある差別や偏見というものが、影響していると考えられます。
トランスフォビアを解決する糸口として、まずは自分が恐怖症であることを自覚して、さらに自分の性に対する認識の狭さをもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか?人には千差万別の生き方があり、人間として否定される人は一人もいないはず、自分の生き方はむしろ個性であるぐらいのとらえ方で生活していく中で、ちょっとずつ改善されていくと思います。とにかく結果を焦らずにゆっくりじっくり解決に向かっていきましょう。